支払督促や訴状は無視できない

プロミスに限らず、借りたお金をいつまで経っても支払わないと、裁判所から訴状や支払督促が届く場合があります。どちらも法的な効力を持つ強い通知となり、それまで何度送っても無視が出来た業者からの請求とは異なり、裁判所からの通知に関しては無視をしてはいけません。

 

訴状に関しては裁判の日時が記されており、答弁書を提出するなりしないと業者側の請求が全て通り、完全な不利な結果で差し押さえなどがされる可能性があります。

 

差し押さえるにも財産も何も無いと思っていても、毎月の給与があれば一定割合までは差し押さえの対象となるので、手持ちのお金も財産も銀行口座にお金が無くても、強制執行で差し押さえとなれば毎月の給与から強制的にお金が取られてしまうのです。

 

差し押さえがされた後については、じつに厄介な問題となります。訴状や支払督促が届いた段階であればまだ対応が出来るとする法律事務所であっても、「差し押さえがされてしまったので助けてほしい」と相談をしても、応じられないケースも少なくありません。

 

なるべくならそうなる前に、強制執行による差し押さえとなる前に、訴状や支払督促を受け取ったら早めに行動に移すことが大切です。

 

支払督促を受け取ったら

裁判所からの通知が届き、中身が支払督促であった場合には、まずは時間稼ぎのために「二週間以内」に異議申立書を提出してください。大体は支払督促は一括請求をする内容となるため、支払いはしたいけど一括での返済はできないと申し立てるのです。

 

異議申立書を提出しないと業者側の請求が通ってしまい、訴状が届いて答弁書を提出しなかったときと同じように、やはり差し押さえとなる可能性が高くなります。しかし、異議申立書を提出することにより、通常訴訟に移行する時間稼ぎが出来るのです。

 

通常訴訟までの間にお金を工面する、または弁護士や司法書士に相談をするなどすれば、支払督促が届いた後でも差し押さえとならずに借金の解決も出来ます。面倒だから、よく分からないからと異議申立書を提出しないと、取り返しのつかないことになる可能性が高いです。

 

払えるだけのお金がある場合

借金の支払いを忘れていた、残額があったのを知らなかったなどの理由で、今現在は払えるだけのお金があり、借金も実際に残っていると確認が出来た場合には、裁判所の担当書記官に支払いや手続きの仕方の連絡をしてください。

 

その後にどうすべきか、どのように進めるべきかを詳しく教えてくれますので、業者側の請求額が正しければ、速やかに支払いを終えましょう。また、請求額がおかしい場合には異議申立書を提出し、争うこととなります。

 

異議申し立ては根本的な解決にはならない

異議申立書を出したからと言って、返せない借金の解決になるわけではありません。その後は支払いをするか何らかの債務整理手続きをする必要がありますので、支払督促が届いた場合には、まずは異議申立書で時間稼ぎを行い、その間に法律事務所の無料相談を利用し、解決の相談、依頼をする流れが良いでしょう。

 

また、支払督促が届いた段階で、異議申立書の出し方が分からない、そのまま債務整理で借金を解決したいと考える方も、支払督促を受け取ったらすぐに相談をしてみるのも良いです。債務整理の中でも比較的手軽と言える任意整理であれば、家族にも会社にも内緒で解決が出来るので、借金が知られていない方には適しています。

 

当然ですが、支払い督促や訴状が届き、異議申し立てや答弁書の提出をしたからと言って、差し押さえにならないわけではありません。一定期間の時間稼ぎは出来ますが、その後の手続きで払わなければ差し押さえとなる可能性が高く、給与や銀行口座が差し押さえられてしまえば、会社にも家族にもバレてしまいます。

 

内緒のまま解決をしたいのであれば、なるべく早めに借金問題に強い法律事務所に相談をし、解決の依頼をすると良いのです。

 

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身に覚えの無い支払督促に注意する

実際に借りている業者、返済をしていないと自覚をするところからの支払督促であれば自分に責任があると言えますが、近年では身に覚えの無い、振り込め詐欺による支払督促が届く場合があります。

 

正確には支払督促を「装う」通知となり、裁判所からの書類のようにに偽装をして送ってきます。何らかの有料サイトの支払いなどといったもので、まず確認すべきは本当に裁判所から届いてる通知であるかです。発送元や連絡先を調べるのは当然ですが、以下のような通知の場合には正式な支払督促ではないので、無視をして構いません。

 

  1. 葉書や普通郵便で届く、郵便受けに入っている
  2. 事件番号や事件名の記載が無い
  3. お金を支払う振込口座の記載がされている

 

通常、訴状にしても支払督促にしても、原則として郵便職員から直接受け取ります。郵便受けに入れられるといった通知ではないため、ポストを開けたら支払督促が入っていたという場合には、疑ってみるべきです。

 

また、支払督促では振込先の記載がされることはありません。支払督促を装った振り込め詐欺では書類にお金を振り込む銀行口座が書かれている場合が多いので、支払先の記載がある場合には無視をする、消費生活センターに相談をするなどをしてください。

 

仮に本物の支払督促であった場合には、面倒でも異議申し立ては必ず二週間以内に行う必要があります。架空請求でも支払督促を受け取った場合には異議申立書を提出する必要があるので、身に覚えの無い支払督促が届いた場合でも注意をしておきましょう。